2019年のウクライナ国内交通事故死亡者数約4000人=インフラ相

2019年にウクライナ国内で起きた交通事故件数は約16万件、死亡者数は約4000名であった。

27日、ウラディスラウ・クリクリー・インフラ相が、道路建設計画「道路UA2020」プレゼンテーションの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クリクリー大臣は、「2019年、16万件の交通事故が発生し、3万2000人が負傷、約4000人が死亡した。(中略)これは、『道路戦争』であり、個別の挑戦であり、道路の建設をしつつも、私たちは、この問題にどのように対応するかを明確に理解せねばならない」と発言した。

大臣は、交通事故による社会・経済支出の額は、700億フリヴニャとなっており、GDPの約2%となっていると明かした。

その上で大臣は、「今年、国家の安全プログラムは、32億フリヴニャを想定しており、私たちのチームがそれを履行する。課題は、事故件数を30%減らすことだ」と強調した。

クリクリー大臣は、2020年に道路交通における安全のレベルを上げるために、横断歩道やインターチェンジといった対象物に関し、新たなスタンダードを導入すると指摘した。