被占領下ドネツィク市中心部で爆発発生=OSCE特別監視団

欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、被占領下ドネツィク市中心部で爆発を確認した。

18日付のSMMスポット・レポートにて書かれている。

同レポートには、「2月18日朝午前8時頃、非政府管理地域ドネツィク市にて、SMM要員2名が、プーシキン大通りのSMM滞在地の前に立っている時、南南東に約100~150メートル離れた方向から、少なくとも2回の爆発を聞いた。他のSMM人員は、滞在地建物中にいた。誰も負傷しなかった」と書かれている。

そして、その後、SMMチームは、同地区にて直径約70センチの真新しい(爆発による)くぼみを2つ確認(それぞれ、SMM滞在地から南に約100メートル地点と約300メートル地点)したとのこと。レポートには、「一つ目のくぼみの近く、ガソリンスタンドから東に2メートル(プーシキン大通りから西)にて、SMM要員は、ガソリンスタンドの建物の東側のレンガ4つと東側トタン屋根に破損を確認したと伝えられている。

二つ目のくぼみの近くは、コボゼフ通り70番のマンションから北に約7~8メートル地点にあり、そこでSMM要員が建物の北側に泥と複数の小さな穴が空いているのを確認したとある。

その上で、「SMMは、これら2地点での損壊は、爆発物(不明の型)爆発の結果発生したと評価している」と伝えられた。

また、ドネツィク市の治安情勢に関しては、「際立った変化はない」と報告されている。