軍弾薬庫での爆発:内務省、すでに1万人避難と発表

9日未明より軍弾薬庫の火災が続くチェルニヒウ州の現場からは、すでに1万人以上の住民が避難した。

国家非常事態庁・警察・国家警護隊緊急本部を率いるセルヒー・ヤロヴィー内務省第一次官が発表した。内務省広報室が伝えた。

ヤロヴィー第一次官は、「現時点、緊急本部が展開している。国家非常事態庁と国家警護隊は、市民避難の業務を継続している。現場からは、すでに1万人の住民を避難させた。同作戦には、車両を用いている」と述べた。

また、同第一次官によれば、現場には国家非常事態庁の職員220名、機材60台が、キーウ(キエフ)市・キーウ州国家警察強化部隊が150名、国家警護隊隊員からは100名が現場パトロールの装備を備えた上で到着しているとのこと。

また、ヤロヴィー第一次官は、被害者情報は現時点ではないことを強調した。

さらに、同第一次官は、現場上空は閉鎖されており、また車両交通も制限されていることを伝えた。

内務省によれば、9日午前4時近くに、チェルニヒウ州イーチニャ地区ドルージュバ町付近にあるウクライナ国軍基地A1479敷地内での火災が判明したとのこと。