次期最高会議、議員の平均年齢は41歳=市民団体「オポーラ」

7月21日の選挙で選出された次期(第9)最高会議の議員の平均年齢は、第8最高会議と比べて7.4歳低く、41歳となることがわかった。

24日、選挙問題を専門に扱う市民団体「オポーラ」が発表した

オポーラは、中央選挙管理委員会のウェブサイト上のほぼ終了している集計結果をもとに調べたとして、「第9最高会議は、80.4%が新しい議員となる。さらに、議員の平均年齢は、7.4歳若くなる」と伝えた。発表によれば、今回当選見込みの議員の中で、最も若いのは23歳のスヴャトスラウ・ユラーシュ氏(人民奉仕者党・比例)で、最も高齢なのは78歳のユーリー・ヨッフェ氏(野党プラットフォーム・生活のため党(野党・生活党)・比例)だとのこと。議員の平均年齢は41歳となると伝えられた。

また、オポーラは、これまで最高会議議員を経験したことがあり、今回再選が見込まれる人物は82名のみであり、他342名は初めて最高会議議員となる人物だと指摘した。再選議員が多いのは、欧州連帯党(ポロシェンコ党首)と野党・生活党(メドヴェチューク氏等参加)で、それぞれ17名。同時に、人民奉仕者党と声党には、元議員は一人もいないと発表された。

新議員の男女の割合は、男性336人(79.8%)、女性88人(20.8%)。第8最高会議と比べると、女性の割合は12%から8.8%増加すると指摘されている。女性議員の数が最も多いのは人民奉仕者党で、56名。女性議員の割合が最も多いのは声党で、45%とのこと。