ステファンチューク議会内大統領代表、選挙法典が議会規範に違反して採択されたと指摘

ルスラン・ステファンチューク最高会議内大統領代表は、11日に最高会議が採択した選挙法典は規範に違反して採択されたとし、また大統領府は同法典をよく分析して、それから大統領が署名するかどうかを決めることになると指摘した。

11日、ステファンチューク代表が1+1局の番組へ出演した際に発言した。

同代表は、「同法典が(大統領に)署名されるかどうか。言うまでもなく、私たちは同法典を分析する。なぜなら、採択の際に規範が違反されていたからだ」と発言した。

同代表は、選挙法典の採択の際に17回投票にかけられたことを喚起した他、「誰も見たことも読んだこともない選挙法典が生み出された。私は、選挙法典についてどう思うかと聞かれても、何も言うことができない。選挙法典がどのようなものかは知っているし、2400の修正が加えられたことも知っているが、議員たちがどのようなものに投票したのかは知らない。非常におかしな決定採択システムである」と強調した。

これに先立ち、11日、最高会議が、大統領選挙、最高会議選挙、地方選挙を統べる選挙法典を第二読解で採択していた。この法典は、2023年以降の最高会議選挙について、小選挙区制を廃止し、非拘束式名簿(オープン・リスト)の比例制に完全に移行することを定めている。