控訴裁、中央選管に選挙時の政党番号を決める抽選のやり直しを命令 中央選管は上告へ

第6行政控訴裁判所は、中央選挙管理委員会に対して、最高会議選挙時の政党の番号を決める抽選をやり直すよう命じた。

4日、テチャーナ・スリパチューク中央選管委員長が同委員会会合時に伝えた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

スリパチューク委員長は、「たった今、第6第6行政控訴裁判所が再抽選の決定を下した。今日時点で、500万200の投票用紙が印刷されているのに」と発言した。

同委員長は、中央選挙管理委員会は、本決定を上告するとし、「中央選管は、同決定を上告し、ウクライナ国民が選挙を実施する権利を防衛する。その選挙は、大統領令で定められ、憲法裁判所が認めたものである」と発言した。

これに先立ち、6月26日、中央選挙管理委員会は、7月21日の最高会議繰り上げ選挙の際の投票用紙に掲載する政党の掲載順を抽選にて決定していた。

その後、6月30日、中央選挙管理委員会は、ミヘイル・サーカシヴィリ元オデーサ州行政府長官率いる新勢運動党の投票用紙への掲載を決め、同党の番号は抽選なく22番と決めていた。

7月3日、農業党が、中央選挙管理員会がサーカシヴィリ氏の政党の投票用紙掲載のための抽選を行わなかったことにつき裁判所に訴えた。一方、サーカシヴィリ氏本人は、再抽選には反対しており、同氏の新勢運動党は再抽選を要求するつもりはないと述べていた。

最高会議繰り上げ選挙の投票日は、7月21日である。