【世論調査】議会選挙、首位は引き続き人民奉仕者 議席獲得見込みは、野党・生活、欧州連帯、声、祖国

最新世論調査の結果、最高会議選挙の比例区にて議席獲得可能な5%以上の支持を得られる見込みなのは、引き続き、人民奉仕者党、野党プラットフォーム・生活のため党(野党・生活党)、欧州連帯党、声党、祖国党であることがわかった。

4日、社会調査グループ「レイティング」社が6月29日~7月3日に実施した世論調査の結果を発表した

発表によれば、首位は引き続きゼレンシキー大統領系の「人民奉仕者党」で支持率42.3%(投票意思があり、投票先を既に決めていると答えた回答者の間の数字。以下同)。これに続き、プーチン露大統領の親族であるメドヴェチューク氏の加わる「野党・生活党」(13.4%)、ポロシェンコ前大統領を党首とする「欧州連帯党」(8.3%)、音楽家ヴァカルチューク氏率いる「声党」(7.2%)、ティモシェンコ祖国党党首率いる「祖国党」(7.2%)が、比例区にて議席可能な5%以上の支持率を得ていることが判明した。

5%未満の支持であったのは、力名誉党(スメシュコ元保安庁長官党首)(3.8%)、野党ブロック党(3.1%)、ウクライナ戦略党(フロイスマン首相党首)(2.8%)、国民立場党(フリツェンコ党首)(2.4%)、急進党(リャシュコ党首)(2.4%)、自由党(チャフニボク党首)(2.3)であり、それ以外の政党は支持率2%未満であった。

今回の世論調査は、レイティング社が6月29日~7月3日にウクライナ全土の有権者2500名に対して対面式で実施したものであり、理論的誤差は最大±2.0%であると発表されている。