人民奉仕者党、古い政党とは連合を組まない=コルニイェンコ選対本部長

ゼレンシキー大統領系の政党「人民奉仕者党」のオレクサンドル・コルニイェンコ選対本部長は、同党は野党ブロック党、野党・生活党や祖国党のような古い政党と連合は組まないと発表した。

コルニイェンコ選対本部長がウクラインシカ・プラウダ通信へのインタビュー時に発言した。

同選対本部長は、人民奉仕者党と音楽家のヴァカルチューク氏率いる声党は、「同じ目的」で出馬しており、西部諸地域で両政党は支持層が重なっており、キーウ(キエフ)でも若干その傾向があると発言した。

その上で、同本部長は、「しかし、私たちは、彼ら(声党)を競争相手だとは思っていない。なぜなら、私たちは同じ目的で出馬しているからだ。また、東部では、野党ブロック党や野党・生活党と支持層が重なっている」と発言した。

同時に、同本部長は、人民奉仕者党と声党による与党連合の形成の可能性については、議論が必要だとの考えを示した。

加えて、同本部長は、スメシュコ元保安庁長官率いる力名誉党との協力にも反対しないとし、「スメシュコ氏は新しい勢力に分類できる。彼の政党は以前も選挙に参加していたが、現在の同党の名簿には新しい専門家が入っている」と発言した。

コルニイェンコ本部長は、人民奉仕者党は、ティモシェンコ元首相の祖国党や、野党ブロック党、野党プラットフォーム・生活のため党のような「古い政党」とは連合を組まないと強調した。