中央選挙管理委員会委員長、5月24日に最高会議の選挙運動期間が始まると発言

テチャーナ・スリパチューク中央選挙管理委員会委員長は、繰り上げ最高会議選挙の選挙運動期間は、5月24日に開始されると発言した。

23日、スリパチューク委員長が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

スリパチューク委員長は「選挙プロセスは、大統領令が公布された次の日に始まる。今日、大統領令が公布された。5月24日には、選挙プロセスが開始される」と発言した。

加えて、同委員長は「中央選挙管理委員会は、2019年7月21日における繰り上げ最高会議議員選挙の実施に関し、法の定める機能を実行する準備と能力があることを明言する」と発言した。

同時に、同委員長は、中央選挙管理委員会には大統領令の合憲性・違憲性を定める権限はなく、また、憲法裁判所に呼びかけを行う権限もないと説明した。

その上で、同委員長は、「大統領も、最高会議も、政党も、選挙に出馬の意思のある議員候補者も、選挙プロセスとその結果の合法性に対する責任を認識する必要がある」と発言した。

これまでの報道にあるように、ゼレンシキー大統領は5月20日の大統領就任式の際に最高会議を解散すると表明していた。

また、23日、最高会議(国会)の期限前解散と繰り上げ選挙の7月21日実施に関するヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領による大統領令が官報に掲載され、発効していた。