独立広場でポロシェンコ候補支持集会開催

19日、大統領選挙決選投票に進む現職のペトロ・ポロシェンコ候補は、キーウ(キエフ)市中心部の独立広場で開催される「ウクライナを守れ」集会を訪れた。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ポロシェンコ候補は、集会にて「これは、ゼレンシキーとポロシェンコの選択ではない。私たちは皆、この選挙の本当の掛け金を知っている。それは、私たちの国家が欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)への道を進み続けられるか、あるいは、全てにまたブレーキがかかるか、である。もう一つの極めて重要な問題は、ウクライナ人がリベンジを許すか、私たちがロシアによるウクライナを屈服させて、ロシア帝国の一部、衛星国にしようとする試みと対抗できるか、である」と発言した。

また、同候補は、プーチン露大統領は、ロシアがウクライナをコントロール下に置けることを可能とするような、新人大統領の誕生を夢見ているとの確信を示した。

同集会のあと、「ウクライナを守れ」行進が行われる予定となっており、「マイダン自警団」や「若年民族主義会議」やボーイスカウト「プラスト」などの代表者が参加し、ミハイリウシキー広場から移動を始め、候補者討論会場となっている国立スタジアム「オリンピーシキー」まで向かうとのこと。

4月19日は、午後7時から国立スタジアム「オリンピーシキー」での大統領選挙決選投票最終候補2名による討論会が予定されており、両候補者が参加する見込み。その後、午後9時から、公共放送局のスタジオで大統領選挙法にのっとった公式討論会の放送が予定されている。

ウクライナ大統領選挙決選投票は、4月21日に実施される。