ゼレンシキー候補、旧政権系のボイコ議員やメドヴェチューク氏と連立与党を組む準備はないと発言

大統領選挙決選投票に進むヴォロディーミル・ゼレンシキー候補は、旧地域党系のユーリー・ボイコ最高会議(国会)議員やプーチン露大統領と宗教上の親族関係にあるヴィクトル・メドヴェチューク氏勢力、またペトロ・ポロシェンコ現職大統領勢力と与党連合を組む準備はないと述べた。

17日、ゼレンシキー候補がRBCウクライナ通信へのインタビュー時に発言した。

記者からの、最高会議選挙後に旧地域党系のボイコ議員やメドヴェチューク氏と与党連合を形成する準備があるかとの問いに対して、ゼレンシキー候補は「ない」と回答した。

同時に、同候補は、ペトロ・ポロシェンコ現職大統領とも組むつもりはないと答えた。

大統領選挙の決選投票は、4月21日に実施される。決選投票に進んでいるのは、TVタレントのヴォロディーミル・ゼレンシキー候補と現職大統領のペトロ・ポロシェンコ候補。また、秋には、最高会議選挙が予定されている。