ポロシェンコ候補、最新の世論調査の結果にコメント

大統領選決選投票に進む現職大統領のペトロ・ポロシェンコ候補は、現在の世論調査の結果に疑いはないとしつつ、有権者の一票一票のために闘っていくと発言した。

16日、ポロシェンコ候補がテレビ局「112」の番組に出演した際に、キーウ(キエフ)国際社会学研究所の世論調査結果についてコメントする形で発言した。

ポロシェンコ候補は、「私は、社会学に疑問を呈したことは一度もない。社会学とは、鏡のようなものである。そして、キーウ国際社会学研究所は有名な組織である。約60%が現在私の対抗候補を支持する準備があり、40%が私を支持する準備がある。何よりまず、私はこの40%の人々に感謝したい。対抗候補を支持すると決めている60%については、友よ、私は、あなたたちの票、一票一票ののために闘っていく。私は、今後5年間、ウクライナの前に開かれる可能性について、伝えて行くつもりである」と発言した。

同時に、ポロシェンコ候補は、4月21日の投票日には、必ず投票に行くように国民に呼びかけた。同候補は、「(世論調査の結果)74%の候補者討論会を見たいと答えた人は投票に行くであろうし、討論会を見たくないと答えた26%は、投票に行かない蓋然性が高い。そして、私は、すべてのウクライナ国民に対して呼びかける。4月21日は、政権が国民を代表する人々から、国民の下へ直接渡される日なのである。もしあなた方がウクライナの運命に無関心でないのであれば、時間を割き、理解しようとし、自らの選択をし、必ず投票へ行くべきである」と強調した。