6000名強のクリミア住民、大統領選挙決選投票のために投票場所を変更

被占領下に住むクリミアとセヴァストーポリ市の有権者のうち、ウクライナ大統領選挙の決選投票で投票するために、投票場所の変更手続きを行ったものは、6025名となった。

国家有権者登録が、クリミア自治共和国とセヴァストーポリ市のウクライナ国民で、大統領選挙決選投票で投票に参加するために投票場所変更の手続きを行った有権者数のデータを公開した。

同データによれば、クリミア自治共和国あるいはセヴァストーポリ市に在住する6025名の有権者が、決選投票に投票するための投票所入場券を受け取る。このうち、4884名がクリミア自治共和国在住、1141名がセヴァストーポリ市在住となっている。

また、これらクリミア住民が選択した投票場所で最も多いのは、キーウ(キエフ)市で1975名、次にキーウ州で757名である。

なお、被占領下のクリミアに住居登録されているウクライナ国民で、今回の大統領選挙の決選投票に参加しようと思うものは、4月15日までに投票場所の変更届けをする必要があった。

なお、3月31日の大統領選挙第一回投票の際は、クリミア住民の5528名が投票場所変更を行っていた。つまり、決選投票は、第一回投票時より、この数が497名増えたことになる。