ポロシェンコ候補、国立スタジアムの討論会に参加 ゼレンシキー候補は現れず

14日、大統領選挙決選投票に進む現職のペトロ・ポロシェンコ候補は、討論会に参加するために、自身が指定した午後2時、キーウ(キエフ)市内の国立スタジアム「オリンピーシキー」を訪れた。一方、同じく決選投票に進むヴォロディーミル・ゼレンシキー候補は、現れなかった。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ポロシェンコ候補は、午後3時まで40分間待つと述べ、その間、アンドリー・クルコウ市民ラジオ記者の司会の下、国内外記者からの質疑応答を行った。

また、ポロシェンコ候補は、15日以降、毎日国内各テレビ局の番組にて、討論を行うべくゼレンシキー候補を待つと述べた。同候補は、とりわけ、15日はICTV局番組、19日は公共放送局での公式討論会での討論を呼びかけた。

同質疑応答が終わった後、ポロシェンコ候補は家族とともに、同スタジアムに集まった数万人の支持者の前に現れ、一緒に写真を撮ったり、国歌を斉唱したりして過ごした。