公共放送局、大統領選決選投票に進む候補者2人を公開討論に招待する

ウクライナ公共テレビ・ラジオ放送局は、大統領選挙の決選投票に進む2名の候補者を公開討論に招待する。

1日、公共放送局がウェブサイトにて発表した。

発表には、「公共テレビ・ラジオ放送局は、一切の政治・ビジネス・グループに属しておらず、税金によりウクライナ国民の利益のためだけに運営されている。そのため、平等な条件での独立した討論のための空間を提供することができる」と書かれている。

また、公共放送は、ウクライナ大統領選挙法の第62条には、選挙前テレビ討論実施の手続と期間について定められていることを指摘し、「とりわけ、同法によれば、決選投票前の最終金曜日の午後7時から午後10時の間に、60分以上の長さの公共テレビ・ラジオ局での生放送で討論を実施することを定めている」と説明した。

同討論番組は、無料で他局での放送が認められるとのこと。

発表には、「大統領選候補者は、このテレビ討論に個人で参加することになる。どちらかの大統領選候補者が参加を拒否する、あるいは、同討論のために時間を割くことができない場合、もう一人の候補にその時間が与えられる」と説明されている。

その上で、公共放送局は、第一回投票の結果が正式に発表され、大統領選挙の決選投票に進出する2名の候補が決まり次第、両者を同局のテレビ討論に正式に招待すると発表した。