世論調査:大統領選、決選投票に進めそうなのはゼレンシキーとポロシェンコ
次の日曜日が大統領選挙の投票日だとしたら、決選投票に進めそうなのはTVタレントのヴォロディーミル・ゼレンシキー候補と現職のペトロ・ポロシェンコ大統領である、という世論調査の結果が発表された。
13日、社会・マーケティング調査センター「ソツィス」が2019年3月5~10日に実施した世論調査の結果を発表した。
ソツィスの3月上旬時点での調査結果では、投票意思のある回答者の間で、最も支持があったのは、20.7%でTVタレントのヴォロディーミル・ゼレンシキー候補であった。2位は、現職大統領のペトロ・ポロシェンコ候補。3位は、祖国党党首のユリヤ・ティモシェンコ候補であった。
主な調査結果は以下のとおり(数字は%。投票に行くつもりのある回答者の間の割合)。
ゼレンシキー(TVタレント) 20.7
ポロシェンコ(現職大統領) 13.2
ティモシェンコ(祖国党党首) 11.0
ボイコ(野党・生活党推薦) 6.5
フリツェンコ(国民の立場党党首) 5.8
リャシュコ(急進党党首) 3.5
スメシュコ(元SBU長官) 2.3
ヴィルクル(野党ブロック党党首) 1.8
他
回答困難/投票先未定 23.9
また、今回の結果によれば、約73%の回答者が、3月31日の大統領選挙で必ず投票すると回答下とのこと。
今回の世論調査は、ソツィスが2019年3月5日から10日の期間に、クリミアとドネツィク・ルハンシク両州被占領地域を除くウクライナ全土の有権者2000名に対して実施。理論的誤差は、最大±2.1%とのこと。