ベラルーシ、ウクライナ製品の輸入を制限 複数品目を認可制に

ベラルーシ政府は、菓子類、ジュース、ビールなど、複数のウクライナの製品の輸出に対して、個別認可制を導入する決定を採択した。

ウクライナ経済省広報室が発表した

発表には、「最新情報では、ベラルーシは、ウクライナの以下の製品の輸出に対して個別認可制を導入した。対象は:菓子、チョコレート、ジュース、ビール、繊維板、建材用板、壁紙、トイレットペーパー、箱、レンガ、セラミックタイル、教育用アンプル、播種機、洗濯機、家具。本決定は、5月26日付ベラルーシ閣僚会議決定にて確定された。決定は、公布から10日後に発効し、6か月間効力を持つことになっている」と書かれている。

経済省は、このような行為は根拠がなく、差別的なものであるとし、個別認可制というのはウクライナの製品のベラルーシ領への輸入を手でコントロールすることだと指摘した。ウクライナ政府は、ベラルーシ政府の差別的行動の悪影響を取り除くべく、製造業者と協議を行うとある。