ウクライナは世界の食料安全保障の中心の一つとなるべき=シュミハリ首相

ウクライナの優先課題は引き続き、農業分野の発展、農地市場開設、食料品の質・安全性の向上である。

19日、ウクライナのシュミハリ首相がベルリンにて開催されている第4回ウクライナ・ドイツ経済フォーラムにて発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

シュミハリ首相は、「私たちの優先課題は引き続き、農業分野の発展だ。農地市場開設と自由化、土地インフラ改善、食料品の質・安全性の向上だ。ウクライナは、世界の食料安全保障の中心の一つとなるべきであり、私たちはそれに投資をするよう呼びかけている」と発言した。

首相はまた、3年連続で農業製品の輸出の指標が改善しており、ドイツは、安定してウクライナの農業品の輸入国上位10位に入っていると指摘した。

加えて首相は、ウクライナはビジネスITパートナーシップのアレンジをしており、ドイツ側が政府間レベルでそのようなパートナーシップを形成するというアイデアを肯定的に受け止めることを強く期待していると述べた。

首相はその他、「(ウクライナ)政府は、土地改革、非中央集権化、炭鉱地域の変貌をドイツのパートナーの支援で効果的実施することに大きな注意を向けている。炭鉱閉鎖や炭鉱地域の変貌におけるドイツの経験は、私たちにとって特別な価値がある。私たちは、ドイツのサポートにて、複数の炭鉱地域変貌のパイロットプロジェクトを今年始める予定だ」と発言した。

写真:政府ポータルサイト