イスラエル首相、ウクライナとの自由貿易圏発効を歓迎

ネタニヤフ・イスラエル首相は、ウクライナとの間の自由貿易圏が2021年1月1日から始まることを歓迎するメッセージを公開した。

ネタニヤフ首相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

首相は、「私たちの経済にとって良いニュースだ。1か月と1週間後に、私たちとウクライナの間の自由貿易圏が発効する。それは、農業、ハイテクの分野における協力の拡大、私たちの間の投資と貿易の増加を意味する。重要なステップであり、イスラエル国民皆が気に入るだろう。私たちの関係を新しいレベルに上げる共同作業につき、ゼレンシキー大統領に感謝している!」と書き込んだ。

これに先立ち、24日、ゼレンシキー大統領も1月からイスラエルとの間で自由貿易圏が始まることを発表していた。ただし、ゼレンシキー大統領もネタニヤフ首相も、いつイスラエルが自由貿易圏協定を批准していたのかは言及していない。

なお、2019年1月21日、ウクライナとイスラエルは、自由貿易圏協定に署名していた。その後、2019年7月にウクライナ最高会議(国会)が同協定を批准し、同年8月にゼレンシキー大統領が同批准法に署名していた。

他方、イスラエル側では、議会選挙が続いたことを受け、同協定の批准が遅れていた。