トルコはAn-225「ムリーヤ」2機目の完成を検討している=戦略産業相

トルコは、ウクライナの国営航空機建造企業「アントノウ」社による建造途中の世界最大の輸送機An-225「ムリーヤ」2機目の完成に資金を出す可能性を検討している。

23日、オレフ・ウルシキー戦略産業相がウクルインフォルムでの記者会見時に発言した。

大臣は、トルコ訪問の際に「ムリーヤ」完成問題が協議されたと伝え、「彼らは、戦略的輸送機に関心を抱いているのだが、『ルスラン』は私たちは提案できない。なぜなら、同機は私たちに必要だからであり、新しく建造することは私たちにはできないからだ。そこで、理論的には、ムリーヤの完成があり得るわけだ」と発言した。

大臣はまた、ゼレンシキー大統領の10月のトルコ訪問の際に署名された文書には、双方が戦艦、無人機、各種エンジンを共同で建造・製造し始める意図が強調されていると指摘した。