IMF、ウクライナの本年GDP落ち込みをマイナス7.2%に上方修正

国際通貨基金(IMF)は、2020年のウクライナのGDP(国内総生産)落ち込みを、6月発表時の-8.2%から-7.2%に上方修正した。

IMFの10月報告書「世界経済発展展望」にて記載されている。ウクルインフォルムが報告書を入手した。

IMFは、欧州経済の一覧表にて、2020年のウクライナの実質GDPはマイナス7.2%となると記している。6月時点のIMF発表では、この数値はマイナス8.2%であった。

また、2021年のウクライナの実質GDPは、プラスに転じ、3.0%の成長となると予想されている。

その他、消費者物価指数は、2019年が7.9%であったのに対して、今年は3.2%、2021年は6.0%の予想となっている。失業率は、今年11.0%との予想に対し、2021年は9.6%と若干改善する見込みが示されている。