キーウ市へのASEANセンター開設に合意

タラス・シェウチェンコ記念キーウ(キエフ)国立大学国際関係研究所をベースに、年内にキーウ市内にASEAN(東南アジア諸国連合)センターが開設される。

ウクライナ外務省広報室が発表した

発表には、18日のキーウ国立大学幹部、ウクライナ外務省、ウクライナ駐在のASEAN諸国の大使の会談の際に合意に至ったとあり、「2020年末までにウクライナにて、キーウ国立大学国際関係研究所をベースとしたASEANセンターを開設することで合意した」と書かれている。

発表によれば、このイニシアティブを主導したクレーバ外相は、センター開設の決定を歓迎したとあり、同開設はウクライナとASEAN諸国の間の科学技術、貿易、投資、経済協力をはじめとする新しい可能性を生み出すと指摘したとのこと。

発表には、ウクライナとASEAN諸国との貿易額が増加傾向にあると指摘されており、2018年の対ASEAN諸国の貿易総額は28億3700万ドルであったが、2019年には30億6500万になっており、輸出入ともに増えていると説明されている。