ゼレンシキー大統領、ウクライナ国営航空会社創設の夢に言及

ゼレンシキー大統領は、ウクライナには他国のように国営の航空会社があるべきだとの考えを披露した。

22日、22日にテレビやインターネット上で公開された動画「ゼレンシキー大統領の1年」にて、大統領が発言した

大統領は、「私たちは、国営航空会社を作るべきだ。ターキッシュ・エアラインズとかシンガポール・エアラインズとかのような最新の国営航空会社を作るのは、私の夢だ。国家はそのためにお金を拠出する用意がある」と発言した。

大統領はまた、ウクライナには国営航空機メーカー「アントノウ社」があるのに、同社が過去数年1機も航空機を製造していないことに対する不満を表明した。

大統領は、「私は、なぜ国内線にアントノウの飛行機が使われていないのか理解できない。どこでAnは飛んでいるのだ?私たちは、同社との間で、計画を作ることに合意した」と強調した。

その上で大統領は、「私たちは、国営航空会社も作るし、アントノウ社への注文も生み出し、多くの雇用も作り出す」と発言した。

加えて大統領は、現在進められている大型国営企業の民営化に関して、その際、戦略的企業は国家の保有であり続けなければならないと強調した。