最高会議、国家予算改正案を採択 新型コロナ対策盛り込み

最高会議(国会)は13日の臨時会合にて、2020年度国家予算への改正法案を採択した。

最終投票時に最高会議議員249名が賛成した(過半数は226)。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

今回の改正を受け、2020年度国家予算における赤字支出額は、963億フリヴニャから、2020億フリヴニャ増加し、2984億フリヴニャとなり、歳入は1兆956億フリヴニャから1197.5億フリヴニャ削減され、9758億フリヴニャとなる。

また、今回の改正にて、「Covid-19との闘い基金」へ649億フリヴニャがあてられた。

税率が削減されることを受けて、歳入における税収部分が1454億フリヴニャ減少すると定められた。

その他複数分野の支出が減少されている。

また、国家幹部への4月1日以降の1か月の給与が一律で最大4万7000フリヴニャを超えない額に定められた。裁判官、最高会議議員、検察官、中央銀行職員、中央選挙管理委員会職員など該当する。