新内閣はIMFら国際金融機関との協力を続ける=シュミハリ新首相

新内閣は、均衡ある金融政策や国際通貨基金(IMF)やその他の国際金融機関との協力を続けるつもりである。

6日、デニス・シュミハリ首相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

首相は、「内閣改造は、私たちがウクライナにてより質が高い改革を迅速に行ないたいと思っていることを意味する。政府は、均衡ある金融政策とIMFやその他のウクライナに融資する主体との建設的な協力を継続する。ウクライナ国民の長期的福祉達成と持続可能な経済成長が私たちの共通の目的だ」と発言した。

首相は、「政府は新たな挑戦を受け入れ、改革の道をより積極的に進み、欧州連合(EU)への統合を進める準備がある」と書き込んだ。

なお、ウクライナのユーロ債を持つ投資家たちが内閣改造を否定的に受け止め、これらを売却し始めており、価格が低下していると報じられている。投資家は、ウクライナの改革が鈍化し、IMFとの協力プログラムへの署名が遅れ、財政赤字が増すことを懸念しているという。