3国クリミア・タタール実業家協会、キーウで紹介行事開催

9日、キーウ(キエフ)にて、トルコ、ウクライナ、ルーマニアのクリミア・タタール系実業家からなる協会TURKSİDの紹介行事が開催された。

「真実のクリミア」プロジェクトが報じた

報道によれば、同行事には、クリミア・タタール人の指導者として知られるムスタファ・ジェミレフ最高会議議員、クリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」のレファト・チュバロフ代表、エルタン・バシュトゥハンTURKSİD代表をはじめ、トルコ、ウクライナ、ルーマニアのクリミア・タタール系実業家や、各国大使館代表者が出席したとのこと。

ムスタファ・ジェミレフ最高会議議員

ジェミレフ氏は、TURKSİDは併合されているクリミアのウクライナへの返還のために重要だと指摘した。

TURKSİDのバシュトゥハン代表(Ertan Baştuğan)は、出席者に対して、トルコ政権もトルコ商業界も、クリミアの違法占領の開始当初から、ウクライナへの支持をオープンに表明してきていることを呼びかけたとのこと。

なお、クリミア・タタール実業家協会TURKSİDは、2019年10月1日に活動を開始。本部はイスタンブルにある。今後、ポーランド、ブルガリア、バルト諸国に事務所の開設を予定している。

写真:真実のクリミア