ウクライナ、露天然ガス輸入を止めてから約1500日経過

ウクライナはロシアからの天然ガス輸入を止めてから約1500日間が経過している。

ウクライナ・ガス輸送システム・オペレーター社傘下のウクルトランスハズ社が2019年のウクライナのガス輸送システム業務の総括を行った

発表には、1月1日時点で、ウクライナは、ロシアからのガスの輸入を止めてから1496日経過したと書かれている。この期間、ウクライナは、欧州連合(EU)加盟国からのみガスを供給していると伝えられた。

同時に、2019年のロシア産ガスのウクライナ経由(EU)市場への供給は、前年比で3%増加し、総量で896億立方メートルであったと書かれている。

なお、昨年12月30日、ウクライナはロシアとの間で、2020年1月1日以降のロシア発天然ガスのウクライナ経由EU市場向け輸送に関する新契約を締結している。

同契約期間は、5年間。最低輸送量は、初年650億立方メートル、2年目以降400億立方メートルとなっており、実質輸送量はこれを上回る可能性があると伝えられている。