ポロシェンコ欧州連帯党党首、息子に農業系企業を譲渡

非公開有限責任会社「ウクルプムインヴェスト・アフロ」社の最終受益者が、ペトロ・ポロシェンコ前大統領(欧州連帯党党首)から同氏息子のオレクシー・ポロシェンコ氏となった。

この情報は、統一国家法人・個人経営社・市民団体登録と公開情報プラットフォーム「オープンデータボット」にて確認できる。

オープンデータボットには、2019年10月31日に所有者が変更し、最終受益者がオレクシー・ポロシェンコになったこと、同企業の所有者・最終受益者はペトロ・ポロシェンコ氏であったことが公開されている。

同じ情報(変更日時のみなし)が、統一国家登録でも確認できる。

また、オレクシー・ポロシェンコ氏は、「ウクルプロムインヴェスト・アフロ」社が設立した「アフロプロドインヴェスト・グループ」社の傘下に入る複数企業の最終受益者となっている。

「ウクルプロムインヴェスト・アフロ」社は、ウクライナ国内にて砂糖・穀物精製分野の主要企業の一つとして知られる。

なお、これに先立ち、菓子メーカーのロシェン社は、ペトロ・ポロシェンコ氏が同社のビジネスの一部を息子のオレクシー氏の登録に切り替えたとの情報を認めていた。

写真:upi-agro.com.ua