ウクライナは露とではなく、IMFと協力を続けるべき=ミロヴァノウ経済相

経済・貿易・農業発展省のティモフィー・ミロヴァノウ大臣は、ウクライナが国際通貨基金(IMF)からではなく、ロシアから資金を得るべきだとの考えには同意しないとコメントした。

14日、同大臣が最高会議の建物内で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

記者から、大富豪(オリガルヒ)イーホル・コロモイシキー氏による、ウクライナはIMFからでなくロシアから資金を得るべきだとする発言に対する立場を聞かれると、ミロヴァノウ大臣は、「IMFからでなく、ロシアから資金を得るべきだという考え、その立場には私は同意しない」と返答した。

大臣は、「もし私たちが経済を発展させ、インフレ率が低くなり、良い投資が入り、給与が上昇すれば、私たちにはIMFプログラムは要らなくなるし、皆が、私たちを、ウクライナという国として信頼するようになる」と発言した。

これに先立ち、ウクライナの大富豪であるイーホル・コロモイシキー氏が、米ニューヨーク・タイムズ紙に、ウクライナは西側から離れて、ロシア連邦との関係を修復すべきだと発言していた。その際、同氏は、IMFからのクレジットはロシア連邦からの借款と交換可能だとも発言していた