ゼレンシキー大統領、2019年度補正予算に署名 炭鉱従事者給与や地下鉄延長

ゼレンシキー大統領は、2019年度国家予算補正法に署名した。

7日、最高会議ウェブサイト上にて同法のステータスが「大統領の署名入りで返還」に変更された

同補正予算には、国営炭鉱の財政状況均衡のための支出、炭鉱従事者への給与支払い確保、炭鉱への電気供給確保に10億フリヴニャの増額が定められている。

その他、安全保障・国防分野への支出が約13.6億フリヴニャ増額される。これらは、国境警備隊、保安庁、国家警護隊、国防省情報総局、国家警護庁の軍人への金銭面での保障を国軍レベルにまで引き上げるために用いられる。

また、キーウ(キエフ)・メトロをポジーリシキー地区ヴィノフラダルまで延長する建設のための予算が確保された。

これに先立ち、10月31日、最高会議(国会)が同補正予算法案を採択していた。