ウクライナ人の給与、過去1年で18.2%上昇

ウクライナ国民の2019年9月の名目月収は、前年同月比で18.2%増加した。

29日、国家統計局が発表した

発表によれば、2019年9月のウクライナの平均名目給与は、1万687フリヴニャで、2018年9月の平均給与(9042フリヴニャ)と比べて18.2%増となったとのこと。

分野別には、9月に最も高い給与を得ていたのは、金融・保険分野従事者で、平均1万7929フリヴニャ(前年同月比12.4%増)。これに続き、2番目に多かったのが、情報・テレビ分野従事者で平均1万7072フリヴニャ(同19.3%増)、3番目が国家機関・防衛・義務社会保険分野で1万5140フリヴニャ(同16.5%増)であった。

同月、最も低い給与だった分野は、宿泊・飲食施設分野で6784フリヴニャ(前年同月比13.2%増)。これに続き、医療・社会支援分野が6916フリヴニャ(同20.7%増)、教育分野が8439フリヴニャ(同17.6%増)だったとのこと。

なお、2018年9月時点の平均月収9042フリヴニャは、当時、2017年同月比で23.0%増加したと伝えられていた。

写真:中央銀行