ホンチャルーク首相、農地市場の開始は2020年10月1日と発表

ウクライナの農地市場は、2020年10月1日の開始が予定されている。

19日、オレクシー・ホンチャルーク首相が、キーウ(キエフ)で開催されている土地管理改革会議での演説にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

首相は、「私たちが現在提案しているモデルでは、同市場の開始は来年10月1日からとなることが見込まれている」と発言した。

首相はまた、農地市場は段階的に開かれていくと述べ、専門家がそのようにやるべきと勧告していると補足した。首相は、「農地市場は一挙には開かない。私たちは、来年の7月1日に市場を開くことを考えていたが、しかし、その後協議を行い、夏に行うのはあまり良いアイデアないとの結論に至った」と発言した。

首相は、ウクライナの現在農地を借りている人々が農地購入の権利を最初に得ることになるとし、「私たちは、現在農地を借りている人が最初に購入権を得るということを保証する」と発言した。

首相は、国有の土地も商用の土地も透明に売買できるようにするとしつつ、同時に主要な条件は、土地がウクライナ国民と企業に属していくということだと説明した。

同時に首相は、現在ウクライナの土地には外国企業が活動していることについては、「私は、外国投資家を追い出す根拠はないと思っている」と発言した。