ウクライナ政府、日本への乳製品の輸出要件公開

日本政府は、生乳・乳製品の輸入を認める国のリストにウクライナを加えている。

25日、ウクライナの国家食料品安全・消費者保護庁広報室が発表した

発表には、「日本へ輸出される生乳・乳製品の受け入れ要件が公開された。ウクライナは日本への生乳・乳製品(バターとチーズを含む)の輸出を許可する国のリストに加えられている」と書かれている。

日本への関連製品の輸出の要件は、国家食料品安全・消費者保護庁のウェブサイトの「国際協力」の「世界の国の要件」のページで確認できる(編集注:同サイトにおける日本の要件(英語・日本語)はこちら)。

なお、ウクライナは、乳製品生産量で世界22位、カゼイン輸出で3位、バター輸出で5位、脱脂粉乳輸出で8位である。また、ウクライナは、欧州連合(EU)市場とニュージーランドへのバター輸出で2位となっている。

ウクライナから日本への農業生産品の輸出は、2018年に前年比で約32%増加し、輸出総額は1億1200万米ドル以上であった。