ゼレンシキー大統領、チョルノービリ原子力発電所立ち入り制限区域に観光客向け「回廊」設置令に署名

ゼレンシキー大統領は、チョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所立ち入り制限区域に観光客向けの「緑の回廊」に設置することを目的とする大統領令に署名した。

10日、大統領が、チョルノービリ原子力発電所を訪問した際に、ツイッター・アカウントに書き込んだ

ゼレンシキー大統領は、「本日、私は大統領令に署名した。この大統領令は、立ち入り制限区域を新しいウクライナの成長地点の一つに変貌させることを始めるものである。私たちはまず、観光客のための『緑の回廊』を作り、汚職の前提条件を排除する」と発言した。

大統領はまた、現在のチョルノービリ(チェルノブイリ)を世界、研究者、環境問題従事者、歴史家、観光客に示すべきだと強調した。

大統領は、「残念ながら、立ち入り制限区域は、今日まで汚職のシンボルとなっている。治安機関は、観光客が賄賂を集めているし、金属が違法に持ち出されているし、天然資源が利用されている。私たちは、これら全てをすぐに止める」と発言した。