控訴裁、過去2年半のガス料金を違法と認定

第6行政控訴裁判所は、過去2年半効力を持っているガス料金に関する閣僚会議(内閣)の決議を違法とし、無効化する第一審の判決を維持した。

7月8日、同控訴裁判所が判決を下した。「裁判・司法新聞」が報じた

報道には、「7月8日、第6行政控訴裁判所は、経済発展・貿易省、閣僚会議、エネルギー・公共サービス分野規制実施国家委員会、『ナフトガス・ウクライナ』社、タマーラ・シチェルバニの控訴を棄却し、2019年3月4日のキーウ(キエフ)市区行政府裁判所の判決を維持した。これにより、第315閣僚会議決議にのっとった過去2年半のガス料金は、違法と認められた」と書かれている。

裁判所は、今回の判決の主要な根拠は、ガス料金の決定が十分に根拠を持っていないことだとしたとのこと。

また、裁判所は、今回の判決において、同閣僚会議決議の採択が手続きに違反して採択されたと認定した。

ウクルインフォルムは現在、閣僚会議に今回の控訴裁の判決に関するコメントを求めている。