ウクライナ発格安航空会社「スカイアップ」社、ライセンス停止の判決を控訴へ

5月、第一審でライセンス停止の判決を出された、ウクライナの格安航空会社「スカイアップ」(SkyUp  Airliness)社は、同判決を控訴した。

12日、ヴォロディーミル・オメリャン・インフラ相が自身のフェイスブック・アカウントに書き込んだ

オメリャン・インフラ相は、「同判決は、同社によりキーウ(キエフ)控訴裁判所にて控訴された」と書き込んだ。

同大臣は、第一審の判決につき「異様以上のものである」とし、同判決は地方裁判所の管轄権を超えるものであると指摘し、一企業のライセンス無効化を決定できるのは国家航空庁のみであり、地方裁判所ではないと強調した。

また、オメリャン大臣は、スカイアップ社は現時点で通常通りの運行をしていると説明した。

スカイアップ・エアライネス社は、2018年5月に営業を開始した、ウクライナ発の格安航空会社。2019年5月29日、キーウ州バリシウシキー地区裁判所は、同社の乗客輸送活動の権利のライセンスを停止する決定を採択していた。

フロイスマン首相は、オメリャン・インフラ相に対して、状況を把握するとともに、スカイアップ社の業務を法的に保障するよう指示を出していた。