フェイスブック社、ウクライナ担当マネージャーを決定

フェイスブック社は、情報分野の専門家であるカテリーナ・クルーク氏を、ウクライナのパブリック・ポリシー担当マネージャーに任命した。

3日、ドミトロー・ゾロトゥヒン情報政策次官が自身のフェイスブック・アカウントにて伝えた

ゾロトゥヒン次官は、「クルーク氏が正式に、自身がフェイスブック社におけるウクライナのポリシー・マネージャーのポストに選ばれたことを発表した。オフィスは、ワルシャワにある。私たちは、この決定を長年待ち続けてきたことを言わねばならない」と書き込んだ。

ゾロトゥヒン次官は、情報政策省は、このクルーク氏の就任は最善の決定だと思っていると補足した。

同次官は、クルーク氏は情報分野の専門家であり、過去数年の偽情報対策関連のあらゆる主要な会議で発表をしており、原則的かつ正直な人物であると伝えた(編集注:同氏は、偽情報対策プロジェクト「StopFake」の専門家としても有名)。

次官は、「私たちは、今回の任命後、フェイスブック社のウクライナやウクライナ人に対する乱暴かつ専門性の欠けた対応が収まることを強く期待している。私たちはまた、彼女の成功、活躍、やる気を祈願するとともに、ウクライナの利益となる案件全てにおける支援を約束する。特に今はソーシャルメディアにとって困難な不確定な時代なのだから」と発言した。

なお、フェイスブック社は、これまでウクライナに関するパブリック・ポリシー担当マネージャーのポストは設置していなかった。

写真:facebook.com/semper.in.altum