裁判所、ヤヌコーヴィチ前大統領と繋がる銀行の口座凍結を解除

キーウ市シェウチェンキウシキー地区裁判所は、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ前大統領の長男オレクサンドル氏の有する全ウクライナ発展銀行の口座の凍結を解除した。

17日、サルハン検事総長報道官がツイッター上で報告した。

サルハン報道官は、「2019年4月17日、シェチェンキウシキー地区裁判所のホルーブ予審判事が、『全ウクライナ発展銀行』の口座凍結を解除した」と書き込んだ。

同報道官は、凍結されていた口座の総額は12億フリヴニャであると伝えた。

同報道官は、検察が本件につき緊急対応をしていると伝えた。

なお、全ウクライナ発展銀行は、ヤヌコーヴィチ前大統領の長男であるオレクサンドル・ヤヌコーヴィチ氏に属する銀行だと伝えられている。