フロイスマン首相、コボレフ・ナフトガス社総裁にガス代値上げをしたら解任すると警告

ナフトガス社が2019年5月1日に一般市民向けガスの料金値上げを発表したところ、フロイスマン首相は、ガス代は反対に値下げが必要であり、値下げができないのであれば、コボレフ・ナフトガス社総裁を解任すると発言した。

17日、フロイスマン首相が内閣会議で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

フロイスマン首相は、「私と国民一人一人を不安にさせるテーマがある。ガス代問題だ。国営企業からのあのような厚かましい行動、私たちに対してどのような閣議を書くべきかという強制。そのような行為は、どんな国からも聞いたことがない」と発言した。

フロイスマン首相は、市場条件からは現在ガス料金は安くなるはずだと強調し、「そのため、ウクライナ政府は、ナフトガス社に対して、市場価格にのっとり、8.55フリヴニャ低く売却するように義務付ける決定を下した。何がわからないのだ。議論の余地はない。ナフトガス社が5月1日から(1立方メートルあたり)8.55フリヴニャ価格を下げて、それを4月24日までに発表するか、あるいは私がナフトガス社総裁(コボレフ総裁)の解任手続きを主導し、内閣に解任案を支持するよう要請するかである」と強調した。

フロイスマン首相は、ナサーリク・エネルギー・石炭産業相に対して、4月24日までにナフトガス社と協議し、5月1日からのガス代について国民に報告するよう指示した。

なお、これに先立ち、4月3日、閣僚会議は、閣議を採択し、ナフトガス社に対して、市民向けガス料金を産業向けガス料金と同じ額で売却するよう義務付けていた。