格付企業フィッチ、ウクライナの長期レイティングを「B-」に

国際格付企業フィッチ・レーティングスは、ウクライナの外貨建て長期発行体デフォルト格付けを「B-」とした。

8日、フィッチ・レーティング社が発表した。

発表には、「フィッチは、外貨建て長期発行体デフォルト格付けを『B-』とし、見通しを『安定』と確定した」と書かれている。

同社は、格付けの根拠として、脆弱な外部流動性、脆弱な銀行セクター、対外債務への大きな支払いによってもたらされる外的資金に対する高い需要を指摘した。

同時に、同社は、国際通貨基金との協力上の条件を適宜履行することが、外的資金獲得、マクロ経済安定性と現在の脆弱性の緩和の進展にとって重要な意味を持つことを指摘した。