ポロシェンコ大統領、新しいミコライウ橋の建設開始を呼びかけ

ポロシェンコ大統領は、日本企業との間のウクライナ南部のミコライウ市のピウデンニー・ブーフ川にかける新しい橋建設の協議は終了しており、この橋の建設を開始するときが来ていると発言した。

4日、ポロシェンコ大統領がミコライウ州での地域発展評議会会合の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「日本企業との間の、ピウデンニー・ブーフ川にかける新しい橋建設の協議はすでに終了している。話し合いは終えて、建設に移行すべきである。本件は、ミコライウ州だけの問題ではなく、ウクライナ全体の問題なのである。誰もが、オデーサ州にオデーサ~レニ間道路が建設されたことは知っているが、この道はウクライナ全土を走る道に繋がっているのである。その橋は、観光とビジネス上の良質なインフラを大きく促進させるであろう」と強調した。

これまでの情報では、2018年6月、日本のJICAがミコライウ市にて、ピウデンニー・ブーフを通じた橋の建設プロジェクトを発表していた。とりわけ、この橋は最低でも100年の耐久性を持つとのこと。

2030年までのウクライナ国家交通戦略では、この橋の建設は、優先課題の一つに指定されている。橋の建設の目的は、輸送交通量を低減し、地域の住民と企業にとっての快適な条件を作り出すことにある。