ウクライナは今後5年間で天然ガス輸入を止められる=フロイスマン首相

フロイスマン首相は、ウクライナは自国領に埋蔵する天然ガス採掘により今後5年間でガス輸入を止められると発言した。

18日、フロイスマン首相がICTV局の番組「表現の自由」出演時に発言した。

首相は、「私たちには、エネルギー面で依存脱却するための多くの可能性がある。私たちは、非常に困難で閉鎖的なシステムであるウクライナ・ガス田へのアクセスの開放を始めている。私は、このアクセス開放により、今後5年間で私たちはガスを他国から購入することを止めて、ウクライナ国内で産出できるようになると考えている」と発言した。

これまでの報道では、2019年3月6日に、石油田・ガス田利用の10の特別許可の第1回電子オークションが行われることになっていることが伝えられている。この10の特別許可の電子オークションは、電子調達システム「プロゾッロ.売却」を通じて行われる。また、1月29日には、国家地理地殻庁が更に9つのライセンス売却を行う第2回オークションを発表、そのうち7つが石油田とガス田に関するものとなっている。なお、国家地理地殻庁は、2019年を通じて、少なくとも10回の電子オークションを行う予定とのこと。