第一副議長、農地売買禁止期間の延長は「今年最も恥ずべき決定」

イリーナ・ヘラシチェンコ最高会議(国会)第一副議長は、農地売買の禁止を1年間延長する決定を最高会議が決定したことにつき、今年最も恥ずべき決定であると指摘した。

21日、同第一副議長がフェイスブックの自身のアカウントに書き込んだ

第一副議長は、「農地売買禁止期間を延長する最高会議の決定に関しては、私は落ち着いていられない。最高会議は、レーニンが導入した、土地所有の禁止という原則を支持したのだ…。最高会議による今年一番の恥ずべき決定である」と書き込んだ。

同第一副議長は、今回賛成した議員はいまだに「レーニン的集団化」が頭の中にあり、またある者は土地市場がないことに利益を感じているのだと思うと指摘した。同時に、去年の同様の投票時と比べて、今年は賛成票を投じた議員数(231名)は、BPP党、自助党、国民の意志グループ、復興党グループ、野党ブロック党の間では減少しているが、祖国党、急進党、人民戦線党の間では増加したと指摘した。

これまでの報道では、20日、最高会議は、農地売買の禁止期間を1年間(2020年1月1日まで)延長する決定を採択していた