ノルド・ストリーム2:宇首相、独大統領に対し、露の保証を信じるべきでないとアドバイス

フロイスマン首相は、シュタインマイヤー・ドイツ大統領と会談し、経済協力、ロシア連邦の侵略行為に対する対露制裁や厳しい対応の必要性を協議した。

29日、フロイスマン首相がツイッターに書き込んだ。

ツイッターには、「フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー・ドイツ連邦共和国大統領と会談した。私たちは、ロシア連邦の侵略行為に対する、制裁政策と厳しい対応の必要性について協議した」と書かれている。

また、ウクライナの閣僚会議(内閣)ポータルサイトにおける同会談に関する発表には、両者がガス・パイプライン「ノルド・ストリーム2」プロジェクト問題についても議論したことが記されている。

発表によれば、フロイスマン首相は、ロシアの保証なるものを信じてはならないと強調したとのことであり、ロシアがこれまで何度もエネルギーを自らの政治的目的を実現するための影響力行使の手段として利用し、脅迫に頼りがちであることを示してきたことを伝えたと書かれている。そして、フロイスマン首相は、ウクライナを通じたエネルギー輸送路が欧州各国にとって唯一のエネルギー的独立を確保する手段であることを主張したとのこと。

また、会談の際、両者は、経済分野、汚職対策分野の協力について協議したことが記されている。