JCB、ウクライナ市場への進出に関心:中央銀行

世界の5大クレジットカード会社である日本の株式会社ジェーシービー(JCB)は、ウクライナ市場への進出に関心を抱いており、近くウクライナの中央銀行に関連文書を提出する予定である。

5日、中央銀行広報室が、フェイスブック・アカウントにおいて、ヤコウ・スモーリー中央銀行総裁、カテリーナ・ロジュコヴァ第一副総裁、セルヒー・ホーロド副総裁とJCB International Eurasia LLCの末次崇社長の会談の結果を発表した。

発表には、世界における5大支払いシステムの一社であるJCBがウクライナ市場への進出に関心を抱いていることが説明され、末次社長がJCBのウクライナ市場進出の関心と、近く関連文書を規制担当に提出する意向があることを示したことが説明されている。

これに対して、スモーリー中央銀行総裁は、JCBによるウクライナ進出の意向を歓迎し、中央銀行はクレジットカード市場の競争に基づく環境、参加者全てに適用される唯一の規制ルールを支持していることを伝えたと発言した。

なお、JCBのデータによれば、2017年末時点で、JCBのカード所有者は、1億1700万人であり、年間取引総額は2810億ドルであるとのこと。現在、JCBクレジットカードは、190か国で利用されている。