ウクライナ国民の9月の平均給与が9000フリヴニャを突破:国家統計局

ウクライナの9月の名目平均給与は、9042フリヴニャ(約3万6000円)となり、これは最低賃金の約2.4倍であり、2017年9月からは12.9%増加した。

29日、閣僚会議(内閣)官房情報・市民コミュニケーション局が国家統計局のデータをもとに発表した。

発表には、「平均以上の給与を得ている産業は、特に、薬剤関係(1万6400フリヴニャ)、石油加工業(1万1400フリヴニャ)、金属関係(11200フリヴニャ)、輸送業、IT関係であった。教育分野の平均給与は、最低賃金の約2倍となっており7176フリヴニャ。医療分野は5730フリヴニャであった」とある。

閣僚会議は、ウクライナ経済発展の一つの指標である平均給与が1万フリヴニャに達すに違いないとの予想を示した。

2019年度国家予算案では、政府は、最低賃金を4170フリヴニャと設定している。