一時的被占領地・国内避難民(IDP)問題省:ドネツィク州のホルリウカ~トレツィク間水道パイプラインの修理完了

ウクライナ東部ドネツィク州の水道パイプライン「ホルリウカ~トレツィク」の破損部分の修理が完了した。

23日、一時的被占領地・国内避難民(IDP)省がツイッターで発表した。

同発表には、今後「開通・調整業務の後に、貯水が始まり、そしてトレツィク市各地区への給水が開始されます」とある。

これまでの報道では、10月15日、ドネツィク州のトレツィク市と、ザリーズネ、ピウデンネ、シチェビニウカの3村で、水道パイプライン「ホルリウカ~トレツィク」が破損したことが原因で、供水が停止した。

これら自治体への給水は、ホルリウカ第二浄水場から半径90センチの破損した水道管により行われていた。破損は、戦闘により生じたもの。

事故・修理旅団がいわゆる「グレーゾーン」に位置する地区にアクセスできたのは、2016年年末になってから。2017年8月には、この作業が再開され、32の破損箇所を修理。その後、今回の場所で水漏れが確認され、ドンバス水道公社は、再度修理実行のための調整を要請したのだが、今回の修理まで調整が実現できていなかった。