統計局、9月の物価インフレ率を発表

2018年1月~9月、消費者市場のインフレ率は5.6%であった。9月の前月比インフレ率は、1.9%。

国家統計局が発表した。

統計局の速報では、「2018年9月の消費者市場のインフレ率は、前月比で1.9%、前年12月比で5.6%であった」とある。

前月比では、消費者市場の食料品・ノンアルコール飲料のインフレ率は、1.6%。

最も値段が上昇したのは、鶏卵で14.1%。パン、サーロ、穀物、肉・加工肉製品、牛乳・乳製品、麺類、米、バターは、1.4~3.3%の上昇率であった。一方で、果物、野菜、砂糖は、価格が2.9%~0.2%低下した。

アルコール飲料は、0.4%価格上昇。たばこ製品は、1.1%上昇した。

靴製品は9.9%、衣服は7.9%上昇した。

家屋賃貸料、水、電気、ガス・その他燃料費は、全体で0.2%の上昇であった。特に、水供給は1.1%の上昇、下水は0.9%上昇であった。

交通料金は2.8%、ガソリン等燃料費は5.4%上昇。

通信関係費は2.1%上昇しているが、これは郵便サービス価格が28.0%上昇したことに関係する。

教育費用は、10.0%上昇(中等教育16.0%、高等教育12.6%)。

2018年9月の総合インフレ率は前月比1.9%、前年比5.6%であった。