ガス料金が値上がりしても、補助金は足りる:財務省

オクサーナ・マカロヴァ財務相代行は、ガス料金が値上がりした場合でも、補助金は必要とする国民の分だけ十分にあると発言した。

マカロヴァ財務相代行が、ウクルインフォルムの記者の質問に答えた。

同財務相代行は、「確実に言えることですが、2018年と2019年は(編集注:ガス料金の値上げがあっても)、補助金は間違いなく足ります。これは、財務省が社会政策省とともにフォローしていることです」と述べた。

同代行はまた、過去数年、必要な補助金の支給が行われているが、同時に、補助金が受給を確かに必要とする人物に渡っているかについての検証も行われていると説明した。

マカロヴァ代行は、ガス料金の値上げが起こる可能性のある時期については答えず、「政府がそのような決定を採択すれば、発表されることになります。現在、私はその質問には答えられません。今、私たちは、国際通貨基金(IMF)ミッションの訪問に伴い、あらゆる問題について作業をしています」と答えた。

これに先立ち、15日、フロイスマン首相が、ヤルタ欧州戦略会議において、ガス料金の値上げは仕方なく行われる行動であるとし、ウクライナはこの義務を少なくとも10年前には負っていたのだと説明していた。