内閣、2019年度予算案を採択

閣僚会議(内閣)は、2019年度ウクライナ国家予算法案を採択した。

14日、閣僚会議会合で採択された。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

フロイスマン首相は、「この予算は、私たちの包括的作業の産物です。これは国家再建予算であり、私たちはこれまでに始めて、すでに効果をもたらしている計画を継続していきます」と述べ、予算案に関する専門的かつ質の高い議論を呼びかけた。

特に、この来年度予算案では、GDP成長率は3%、インフレ率は7.4%と設定してある。フロイスマン首相は、「言い換えれば、国民の収入が増え、価格が現在より安定するということです」と解説した。

国家安全保障・防衛費には、2095億フリヴニャ当てることが想定されている。また、引き続き車道の修繕が優先課題にあげられており、道路基金に対して、最大560億フリヴニャの支出が想定されている。農業コンプレクスには、69億フリヴニャの支出が計画されている。

その他、非中央集権化も優先高いの一つで、414億フリヴニャの支出、教育には2420億フリヴニャ、医療制度には923億フリヴニャとなっている。

この予算案によれば、2019年1月1日からの最低賃金は、4170フリヴニャまで引き上げられることになっている。

なお、15日、同予算法案は、予定通り最高会議(国会)に登録されている。